1日も早く営業の再開も

コロナ感染数からみて言いたいことは、政府と自治体に、5月14日には営業活動の再開を決めてもらいたい。金銭的な補償と、それも1日も早く支給して、そして活動する人々の笑顔を期待したい。笑顔のほうが先で、補償は後というと叱られそうだが、教育の視点からは、学びに向かう力が先で、思考力や知識は後だと思っている。知識や思考力は、意欲さえあれば後からいくらでもついてくることは、経験的にもよく知っている。学校ではあれほど嫌いだった勉強を、仕事についてから死ぬほど勉強したとか、あれほど難しかった理数科目がこんなに面白いとは、など大人になって述懐する話はよく耳にするし、先般のテレビでも見た。教科の学習など、記憶力や思考力など、先天的に決まっているものではなく、誰でも必要が迫れば、その気になれば、苦もないことである。海外で生活すれば、言葉など誰でも覚える。だから、人のやる気を押さえつけてはならない。笑顔があれば、日本経済は再生できるし、その気になれば、子供の勉強もすぐに追いつくが、経済も教育も、責任者が意思決定を遅らせ、無事に過ごすことだけを考えて、大人や子供のやる気を押さえつけている。1日も早く再開すべきである。5月14日に政府見解を発表すると報道しているので、是非応援したい。外野の無責任な声は無視していただいて進んでいただきたい。一般に専門家も安全という数値だけで意思決定するので、やる気とか笑顔とかの効果については、たぶんご存知ではないだろうから。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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