1日も早く学校再開を

日本のコロナ感染は欧米と異なり、桁が違うくらい少ないし、現在の状況では確実に終息に向かっている。このことは何度もこのブログでも指摘した。もちろん専門家も政府の責任者もよく知っているが、日本人は、どうしても慎重、逃げ腰、安全策を取る傾向があり、チャンスを逃してしまう。この状況下では、世界では緊急事態を緩和する施策を既に出しているだろう。感染線者数はいつまで経っても無限に0に近づくだけであり、決して0になることはない。交通事故が決して0にならず、ネットセキュリティをいくら厳しくしても必ずトラブルが発生するのは、この世の出来事は、多くの要因が重なるので、確率的に起きるからである。1日も早く学校を再開すべきである。この世の多くの出来事は、意識が決定する。子供が十分に意識を持って通学し、学校が教室環境を工夫すれば、学校は再開できる。この長い休校措置によって、多くの子供たちに精神的・社会的犠牲を強いている。長い我慢は、必ず歪と大きな事故を起こす。石橋をたたくだけで事を終えるのではなく、会議の空気だけで事を決めるのではなく、相談するだけで過ぎるのを待つだけでなく、学校や教育委員会は、自分事として早急に意を決すべきである。万が一、事が生じれば、学校長や教育長が責任を取る、と腹をくくればいい。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

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