遠隔会議

どの職場でもほぼ同じだが、ほとんどの会議や打ち合わせがキャンセルになって、遠隔会議が普通になった。自宅勤務も慣れてきて、自分でスケジュールを調整するようになったので、自己調整が多少なりともできたのかもしれない。今日も遠隔会議が続いたが、その遠隔システムは、少しオーバーに言えば、家庭と社会を結ぶ窓かもしれない。外の風が自宅に入り込んできて、羽根でゆっくりと部屋を攪拌したような気がする。池にさざ波が立って、落ち葉が揺れているようで、ここが自宅だという感覚が薄れてくる。それが、心地良い。さざ波がないと、静かという概念も成り立たないのだろう。社会への出窓からさわやかな風が入ってきて、このご時世であっても、安らぎを感じた。逆に言えば、自宅が心地良いからかもしれない。有難いことでもある。

投稿者: 赤堀侃司

赤堀侃司(あかほりかんじ)現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。